鬼滅の刃 ~無限列車編感想~猗窩座の声優について

2016年から週刊少年ジャンプにて連載が始まり、その後大ヒット、社会現象にまでなった「鬼滅の刃」。

 

今回は、公開3日目にみたものの、今さら記事を書きますが、感想とタイトルにもなっている猗窩座の声優について綴っていきたいと思います。盛大にネタバレを含みますので、まだ見ていない方はいないとは思いますが(笑)、ご注意ください。

 

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感想

 

いろんな方がブログやYoutubeで感想を述べられているので、今さら言うこともないのですが、シンプルに楽しめました。面白い!!ちょっと長くなります。。。

私は原作も結末を知っており、アニメもすべて見ているので、知識はあります。つまりこの後どのような展開になるかはすべてわかっているのですが、それでもドキドキさせられるような作画、演出、そしてなにより声優さんの演技に魅せられました。

冒頭のお墓参りのシーンから実写と見間違えるようなきれいな作画、途中列車ではこれまでに見たことのないような、長い列車を上手に利用した霹靂一閃や、煉獄さんの技や移動など、原作では表すことができない、アニメだからこそできる演出が非常に素晴らしかったです。

 

私が制作会社であるufotableさんの作品を初めて見たのは、「FateZero」だったと記憶しています。当時もとんでもない絵のきれいさに驚いたことを覚えていますが、鬼滅でも当然それは健在で、テレビアニメ同様、それ以上の素晴らしいものでした。11/22時点で興行収入は230億円をこえ、このままいけば千と千尋の神隠しも視野に入るペースです。今回の映画はお子さんからお年寄りまで、本当に幅広い年齢層が見ている映画です。人によって合う、合わないはあると思いますが、これだけの作画で、日本最高峰レベルのアニメ作品をリアルタイムで見ることができたということは素直にうれしく思います。

戦闘シーンも非常に素晴らしかったです。原作では魘夢との戦闘は結構あっさり終わるのですが、映画では比較的長めに描かれており、列車上~先頭車両まで技が飛び交い飽きさせることがなく進んでいきましたね。ヒノカミ神楽に切り替わる描写もとても迫力があり良かったです。

初登場の「炎の呼吸」もすごくかっこよかったですね。ヒノカミ神楽や禰豆子の爆血とはまた異なる描き方をされた炎、「柱」とは何なのか?そしてその強さを十分に表現されていたと思います。水の呼吸の流麗さとはまた違う、力強さを感じました。

 

 

V.S.猗窩座戦

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今回の映画において、もっともアガるシーンであり、最大の見せ場です。当初の予告等でも徹底的に隠されていましたね。原作を見ていない、アニメのみや初見の方々へのサプライズ展開なのでしょう。原作を知っている身としては、猗窩座がでないということはありえないと思っていたので、あとは

①「声優は誰が担当するのか?」

②「どのような戦闘シーンの描写がされるのか?」

この2点が非常に楽しみなポイントでした。①から行きましょう。

①声優は石田彰さんでした。実は、どうしても我慢できずに公開初日Twitterを見てしまいました。。。私的には中村悠一さんを予想していましたので、最初は違和感がありました。

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しかし、見ていくうちに、石田彰さんの素晴らしい演技、猗窩座の戦闘狂にも感じられる様子を非常にうまく表現されており、その違和感は一瞬で吹き飛びました。映画を見て以降は完全に猗窩座=石田彰になってしまいました。原作の続きを家で読み直したのですが、CV石田彰で完全脳内再生です笑。

②戦闘シーンに関しては、完全に期待以上です。というのも猗窩座戦は5分未満で終わると勝手に思っていましたので、確か20分程度やっていたと思いますが、非常に良いものが見れました笑。ここも原作では割とあっさりと終わるのですが、森の中での戦闘や、炎の呼吸では原作未登場の参の型も出てくるなど盛りだくさんでした。

特に「破壊殺・羅針」発動時の雪の結晶の描き方といったら最高です!正直一番楽しみにしていた演出だったので、もう感謝です。

※上記で「FateZero」の話を出しましたが、破壊殺・羅針のイメージはギルガメッシュがエアを発動させるシーンで勝手に想像していたのです。しかしそれとはまた違う、そこまで実写チックではなかった思いますが、とても綺麗でしたね。

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煉獄さんは猗窩座に負けてしまいます。これも知っています。下弦とは別次元の強さを持つ上弦の鬼、柱であっても単独で倒すことはできないという絶望を表し、主人公が強くなれば、さらにそれを超える壁が出現するという王道の演出でもあります。しかし本当に迫力のある作画、声優さんの演技も相まって、途中「勝つのか?」と思わせられるほど引き込まれ、見入ってしまうような、とても濃密な戦闘シーンでした。

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声優さんの話に戻りますが、猗窩座役に石田彰さんが起用されたことは正直驚きです。というのも、石田さんは別の上弦を予想する声も多く、私も完全にノーマークであったからです。(当然当てられた方もいますが...すごいですね笑)

これが何を意味するのか??鬼滅の声優がおかしいくらい豪華だということは、過去の記事でも触れました。

juunikokuki.hatenablog.com

juunikokuki.hatenablog.com

ということは今後登場する上弦の声優は石田さんレベル、それ以上の大御所もバンバン出てくるということではないでしょうか?

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一応上弦の声優予想もしていますので、今後記事にしていく予定です。遠慮なしに大御所をつぎ込めるので楽しいですね笑。

これ以上書くとどんどん長くなりそうなので、とりあえずここまでです。

また鬼滅関連の記事も上げますので、ご感想などありましたらどんどんお願いします!