本記事は十二国記新短編集 1話無料プレゼントである、『幽冥の岸』ネタバレ/考察です。今回は、再登場した西王母の発言を深堀りしていきたいと思います。
『幽冥の岸』ではまさかの西王母が再登場してきました。今まで一度だけ登場したことのある西王母、神の域の人物であり、その詳細は謎に包まれています。加えてその無表情かつ感情の無い言葉からは、なかなか真意が伝わりません。今回は少しでもその真意を紐解きたいと思います。
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2016年から週刊少年ジャンプにて連載が始まり、その後大ヒット、社会現象にまでなった「鬼滅の刃」。
この漫画が大ヒットしたのは、その特徴的な絵、キャラクター、王道のストーリーもさることながら、非常に高いクオリティーのアニメではないでしょうか?
アニメ19話の出来は素晴らしく、この回をきっかけに大流行したともいわれています。
そんな鬼滅の刃は、その作画だけではなく、非常に豪華な声優陣も魅力です。
前回は主人公周りの主な声優の方々を紹介しました。これだけでも十分豪華なのですが、アニメを見ている人たちにとって、「え、こんなキャラにこんな声優使っちゃうの?」というシーンが多々出てくるのです。
有名なアニメだけではなく、テレビやニュース、洋画の吹き替えなどにも登場される大御所声優が、パッと出のモブキャラで出てきてしまうのです。
そこで今回は、明らかに起用方法がバグっている豪華声優陣をまとめます。
なおアニメ未放送、単行本にのみ記載されているような内容、ネタバレも多く含みますので、ご注意ください。
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今回は、現在物語の大きな転換点を迎えているキングダム、その中でも重要人物の一人である「李牧」について、史実ではどうなのか、そして今後の展望を考えていきていたいと思います。
ネタバレてんこ盛りなので、未読の方はお引き返しください。
非常に魅力的な登場人物なので、今後がすごく楽しみですね!
続きを読む本記事は十二国記「丕緒の鳥」の解説・考察です。
ネタバレを多々含みますので、まだお読みでない方はお引き返しください。
2013年に発売された十二国記シリーズの最新短編集。
この短編集は、従来のように王や麒麟等主要な人物はほとんど出てきません。
今回は、その中の一つ「落照の獄」についてです。
この話は十二国記シリーズの中でも少し異彩で、法律、特に死刑制度の是非に関するお話です。それゆえ、話の内容、用語共に難しいものが多く敬遠されがちな回でもあります。
しかし、しっかりと読むととても考えさせられる話であり、人が人を裁くことの難しさ、それに関わる人の苦悩などが読み取れます。確かに舞台が十二国記でなくともかけるお話だとは思います。しかし、十二国記の基本は王や麒麟などの物語の主人公がメイン。この「丕緒の鳥」という短編集は、メインのストーリーでは語られない、十二国の中にいる一般人、それぞれの仕事を全うしている人が主役ですので、その人たちから見た十二国もすごく魅力的に映っています。
頑張って内容を砕いていくので、ぜひ読んでみてください。
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