タイラバ初心者に超オススメ!21 炎月BBは入門用をはるかに超えた万能タイラバロッド!

タイラバロッドの中でも人気の「炎月」シリーズ。その中でも入門用のBBは大幅なモデルチェンジを果たしました。入門用とは思えない贅沢な機能を盛り込んだ最新タイラバロッドの中身を見ていき、各モデルの機能と特徴ご紹介します。

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炎月とは?

炎月はシマノのタイラバブランドで、ロッド展開は4つのグレードに分かれています。

  • 炎月BB:入門用(実売1万円前半)
  • 炎月SS:入門~ビギナー用(実売2万円前半)
  • 炎月エクスチューン:中級者~上級者用(実売3万円前半)
  • 炎月リミテッド:上級者~マニア用(実売4万円後半)

 

今回ご紹介しする炎月BBは、入門用として実売1万円台前半の価格でこれからタイラバを始めてみたいという人にとって手の届きやすい価格になっています。また、国内大手のメーカーであるシマノ製である点も安心できるポイントです。

 炎月BBが持つ機能は?

炎月BBが持つ機能は主に以下の4つです、しかし、初心者の方にとって、Xシート以外はさほど重要ではないので、Xシートの特徴のみご説明します。

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  • Xシートデュアルガングリップ
  • スパイラルガイド(ベイトモデル右回り)
  • ハイパワーX
  • タフテックα(ベイトロッド)

Xシートとは?

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Xシートとは、一般的に中指と薬指で挟んで持っていたベイトロッドに革命をもたらした、新たな形状のグリップです。このグリップは、4本の指すべてで包み込むように握ることができ、さながら握手をしているかのような自然な姿勢になります。

このXシートの何が良いかというと、それは「疲れにくい」ということです。

実際にロッドを持ち比べてみるとわかりますが、Xシートの持ちやすさは通常のロッドとは段違いです。タイラバは、6時間以上同じ姿勢、ロッドの角度を保ったまま釣りを続けるものですが、従来の持ち方では手首の角度が不自然になってしまい、結果的に疲労につながってしまいます。しかし、Xシートは手首の角度がまっすぐになることによって非常に持ちやすく、また力も掛けやすくなっています。

実際にパーミング(リールを握りこむように持つこと)の疲労度を比較すると、従来機種よりも最大45%も減少していることが示されています。釣りおいて疲労というものは強敵です。釣りの楽しさが一気に激減してしまうので、疲労軽減の機能はとても重要になってきます。

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そしてこの「Xシート」は、今までSS以上の上位機種にしか』搭載されていませんでしたが、今回満を持してビギナーモデルのBBにも搭載されています。

また、今までの「Xシート」と異なる点として、左右の専用設計がないという点があります。上位機種はすべて「右巻き用」と「左巻き用」が分かれていましたが、それがなくなり左右どちらでも共通になりました。

 

炎月BBのラインナップは?

炎月BBのラインナップは全部で8種類あります。内訳はベイトモデルが7種類、スピニングモデルが1種類です。見分け方は、型番の最初のアルファベットがBであればベイトモデル、Sであればスピニングモデルです。

また、今回から型番の最後に「S/2」と記載されているものがあります。これはセンターカットタイプであり、ロッドの継ぎ目が中央に来ているということです。「S/2」がないものはグリップのすぐ上が継ぎ目になっています。センターカットタイプのメリットは仕舞寸法が小さくなるため、収納や持ち運びが楽になるという点です。

ベイトモデルはL、ML、M、MHと4種類ありますが、これはロッドの柔らかさを示すものと考えていただいて良いです。Lが最も柔らかく、MHが最も硬いものになります。

B69L-S

鯛ラバ:バーチカル20~80g/ドテラMAX120g、水深10~60m+α、小~中型が多いエリア、低活性時、潮が緩い状況に。

 

 

B69ML-S B69ML-S/2

鯛ラバ:バーチカル30~100g/ドテラMAX150g、水深20~80m+α、全国的に活躍するスタンダードモデル。

 

 

 

 

B69M-S B69M-S/2

鯛ラバ:バーチカル40~150g/ドテラMAX200g、水深30~100m+α、小~大型サイズまで全てのマダイ、釣れるポイントや潮の変化が多い状況に対応。

 

 

 

B69MH-S B69MH-S/2

鯛ラバ:バーチカル45~200g/ドテラMAX250g、水深50~120m+α、中~大鯛狙い、潮が速い状況やディープタイラバに。

 

 

 

S610M(スピニング)

鯛ラバ:キャスティング45g前後/バーチカルMAX100g、水深5~40m+α、投げやすさ重視。

 

 

 

ロッドを選ぶポイントは、「好みの柔らかさ」と、「適合するおもり」です。自分の行くフィールド、上級者はどのようなロッドを使用しているか調べ、自分とフィールドにマッチしたタイプを選択しましょう、

 

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