【BRIST VENDAVAL(ブリスト ベンダバール)8.9M】のインプレをまとめます!!100m超えを狙える長距離砲ベイトロッド

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プロやまとめサイトが書いた記事ももちろんいいけど、できる限り多くの人の感想を参考にしたいという方にオススメです。

今回は、【BRIST VENDAVAL(ブリスト ベンダバール)8.9M】です。

※明らかに使用感と関係ないレビューは省いています。
※レビューは随時更新していきます。

ベンダバール8.9Mの基本スペック

  • レングス:8.9フィート
  • マテリアル:4軸カーボン
  • 自重:約248g(バランサー込)
  • ガイド:超軽量FトップチタンKガイド
  • 継数:3ピース
  • 仕舞い寸法:110cm
  • トリガー下部EVAとの境からエンドまで:34cm
  • ルアーウェイト:8?45g
  • ライン:PE1.5-5号
  • グリップまわり
  • チタンKガイド
  • ダブルフット回りデザイン
  • 3ピースロッド
  • しなやかだが強烈な張り

 

よく比較されるロッド

ヤマガブランクス 22 アーリーフォーサーフ 105MMH/ベイトモデル

 

シマノ 21ネッサXR B104M+

 

ダイワ ラテオ・R 89MLB

 

ベンダバール8.9Mはどんなロッド?

レビューを見る限り、人を選ぶロッドとだと感じます。特に初心者やサーフを初めて間もない人には不向きでしょう。ダイワやシマノの製品をある程度使い、それから自分に合ったロッドを探し始めて初めて選択肢に上がるロッドなのだと思います。

VENDAVAL(ベンダバール)は強風下でも戦えるベイトロッド作りをコンセプトにし、北海道の強風(向かい風7?15m)やアルゼンチンのパタゴニア地方(向かい風10?20m)でテストした。

このロッドの特徴は、とにかく「飛ぶ」ということ。無風時飛距離テストでは、100m超えを何度も達成できた。このロッドのメインコンセプトは5.10シリーズの延長線上にもあるため、ぐにゃりと曲がるが素早いムチのように早い収束。この点においてロングレングスはショートレングスの比ではないくらい難しい問題だったが複数のマテリアルを実装し、反発の遅い箇所をピンポイントで見つけ出し、より最適な反発となるようひとつずつ微調整していくという気の遠くなるような作業を延々くり返した結果、きちんと(Fishman)らしいロッドとなった。

一般的に使用されるシーバスルアー10~14cmやメタルバイブを遠く離れたポイントへ快適にアプローチ。そして、ブレイクが近い波打ち際で暴れる魚を強引にズリ上げられる強いバットを装備している。フィールドはサーフ、磯、河口、湖など。

 

 

インプレ

評価:★★★★★
2018年5月31日
買ってから1年近く経ちました、最初は「100m超えを狙える長距離砲ベイトロッド」を期待しての購入でしたが、実際に使ってみまして、巷に溢れている今風の高性能なロッドとはまた違った魅力が満載なロッドでした。
また、検討時少し不安だった自重の重さについては、バランサーのお陰なのか、そもそも8.9ftのそんなに長くはない長さだからなのかは分かりませんが、想像していたよりも使用感はずっと軽快で、意表をつかれたのが第一印象です。飛距離に関して言えば、この独特な曲がりのクセをつかむ事が出来れば飛ばせますが、他にもよく飛ぶロッドは沢山あると思います。
ですが、このロッドの良い処はキャスト時のリリースポイントに幅がありまして、適当に振ってもそれなりに飛距離が出てしまうところです。それで実釣してみて、ロッドのパワーは「ミディアム」表記ですが、実際の印象はトップとベリーは「ミディアムライト」、バットは「ヘビー」な感じです。メジャーなメーカーの軽量でシャープなハリのあるシーバス用ベイトロッドに慣れている人だと、このロッドの印象は「べらんべらん」なので最初はかなり戸惑うかもしれません。私もそうでした。ですが、その為なのか5g位の軽量ミノーも使えてしまいますし、バットが強いので50gくらいの重量級の大型ルアーも何の問題もなく使えてしまうのがステキです!
また、魚を掛けた時のパワーは流石ですね!柔軟なトップとベリーは綺麗に曲がり、59㎝のマゴチも水面下5m以上の高所から余裕でゴボウ抜きできます!シーバス狙いに留まらず、コレ1本で色んなルアーを投げられて、しかも強靭さも兼ね備えているので、独特な竿の調子に慣れればとてもお得感は高いのではないでしょうか?
~上記の他で気に入ったポイント~
①デザインがカッコイイ
手持ちのリールをとっかえひっかえして愉しんでいます。
②頑丈そう
全ガイドがジギングロッドみたいにダブルフットガイド!ごついゴム製グリップエンド部分のおかげで安心して地べたに置けます。
③3ピース
持ち運びに便利です。幅の狭い軽自動車の後列シートに横置き可能です。
④ロッドの名前の入ったネオプレーン製の高級感のある竿袋
⑤Fuji製 「TOS 17」 グリップ
メインで愛用しているヤマガブランクスのバリスティックベイトモデルのグリップは同じFuji製の「ACS-17」なのですが、「TOS 17」の方が平均的な人よりも手の小さい私の場合だと、コチラの方が手の負担が少ないようで、非常に握りやすいグリップです。
このロッドは実際に使ってみると色々な発見があり、普段使っているタックルと比較してみるのも面白いと思います。私は折れるまで使い倒していくつもりです。でも値段は高いですよね。

 

 

評価:★★★★★
2020年6月21日
旅や探索しながら釣りをする人におすすめします。この用途において、かなり突き詰められた造りだと実感できると思います。しかし、そういう要素を求めてない人は他のメーカーなりロッドを選択したほうが良いでしょう。旅や遠征用途のレビューです。
はじめに自身の用途と照らし合わせてみてください。移動手段は?移動環境は?対象のサイズは?フィールドは?…等々。ある程度経験した一般の遠征アングラーにおいて、竿に求める大前提として「折れない信頼感」に行き着くかと思います。
まず、移動時においての破損の懸念ですが、3ピースなので、細い箇所が少なく、太く短寸の為、船や電車などの移動による人的な破損や盗難リスクが軽減できます。次にフィールドでの移動のさい無視できない問題として、「藪漕ぎ」、「ジャンプ移動」、「岸壁移動」のおおまかに3点なのですが、上記の理由から竿の保護と自身の危険を軽減できます。
また実釣においても、エイ・サメ・ウミガメ各種予期せぬ外道がスレ掛かりした場合も普通に使っていれば折れませんでしたので信頼感があります。結果として、今まで使った各社のロッドで最もこの用途でストレスがなく釣りが出来ています。
<操作性について>
個人的には重量のあるリールにすると手元にバランスが来るので、慣れれば使いやすく感じ大型を狙うのにマッチしていると感じています。シマノで言うと300番です。ダイワで言うとSV系は相性が良くなく感じていますので、TWかつスプール径が36mm以上のものが良いと思います。リールで個性が大きくかわるロッドですので、使用状況に合わせたリールの使いわけが良いと感じています。あとは、市街地観光でもバックパックに括れば仕舞寸的にそこまで邪魔じゃないです。
バイク旅と自転車旅は、自転車のほうがかなり安易です。バイク旅の場合は現状のビッグスクーターメットインの形が悪いので残念ながら入りません。ケースに入れて背中に背負う場合は短めとはいえ、風圧がまぁまぁキツイですので高速は止めておいたほうがいいのですが、バイクにケースを固定する場合は盗難含む様々なリスクや問題点があるので、バイク旅においての相棒にするには多くのバイクでかなりハードル高くベンダバールでもキツイです。
<問題点>
フィッシュマン独自グリップは通常時はよいのですが、ぬめりの強い魚が高頻度で釣れるような状況になると、のっぺりしたグリップなので非常に滑るのが難点です。これが思いつく中で最大の不満点です。以上で、遠征から近所の川まで3~4年程使ってみた感想です。似たような用途の方の参考になれば幸いです。

 

 

評価:★★★★★
2020年12月15日
ベンダバール8.9Mに乗せるリールは、青物狙いで「morethan PE SV 8.1L-TW」か「WIDE BASAL CA81L」、根魚狙いで「WIDE BASAL CA81L」を使用していますが、どちらを乗せても共通して言えることは「とにかくバッド部分にまでウエイトを乗せ切ってキャスト!」 ということです。バックラッシュを恐れながらキャストするより、そうした方がトラブル無く安定して飛ばすことができます。もちろん、現場の状況や使用するラインやルアーに応じてブレーキのセッティングも大切です。
また、ロングリーダー(だいたい20m位)にすることで、ラインの放出速度が初期段階でガツンと落ちることなく、スプールがライン放出速度と馴染んで回転するので、バックラッシュによるトラブルもあまりありません。よくしなるロッドなので、リールに仕事させるよりロッドに仕事させた方が良い印象です。キャスト時に振り切った後は、ロッドのしなりの収束が早いので、アキュラシーもそこそこ良く、飛距離も価格相応には出せているような気はします。
経験年数が長い方だと、キャストフィールを掴むのはさほど難しくはないと思いますが、初心者が使いこなすのは少々難しいロッドではないかと考えます。「自分の釣技術を高めたい」、「工夫することで釣果を上げたい」と思える方にはハマるロッドだと思います。 大手メーカーのロッドは誰もが使いやすい感じで、高性能な上にお手軽感(価格、使用感共)があり、使っていて「失敗したー!」と感じることはほぼないのですが、何か物足りなさがあります。今まで使っていた、ベイトタックル(青物、根魚)はベンダバール8.9M一本でいいかなと思えました。

 

 

 

評価:★★★☆☆
2022年8月26日
人を選ぶロッドだと思います。飛距離、軽さだけなら、シマノのディアルーナ、ネッサ、ルナミスは素晴らしい。長時間握ってアクションする様な竿ではないでょう。ジギングには不向きな感じがします。私は、5gくらいのミノーから投げられるというインプレッション信じて買ってみましたが、投げられはしますが気持ちは良く無いです。嗜好性の塊の竿というイメージです。しかし、30gくらいのジグをかっ飛ばした時の衝撃は凄まじいものがあります。同じリールで100m飛ばすなら、長さが違いますがネッサXR B104Mの方が楽で、軽いし高切れも起きません。入力のイメージよりもすごいスピードでルアーが飛んでいくので、高切れ起きやすいのではと思います。

 

 

評価:★★★★★
2019年12月22日
シマノエクスセンスDCを付けて2時間ほどキャストしてみました。私には70m、頑張って80mぐらいしか飛ばせませんでしたが、とても満足しています。サーフで100m先に潜んでいる座布団ヒラメを釣る為に導入したのですが、河口でシーバス狙いにも使って行こうと思っています。

 

 

評価:★★☆☆☆
2019年11月27日
「ノーバックラッシュ」、「100m砲」と宣伝文句は本当ですが、フルキャスト前提です。このロッドの重さで毎回フルキャストは修行のような苦行でした。リールシートは太すぎて、ロッドをぶっ飛ばしそうになりました。ノーバックラッシュフルキャスト、7~8割程度ではバックラッシュ頻発です。そもそも高切れが頻発するからPE3号以上を推奨というのは異常だと思います。このロッドの後にディアルーナを使うと、使い易さと軽さに驚愕します。このロッドはきちんとテストしたのでしょうか?メーカーも胡散臭いし、テスターも胡散臭すぎて信用できません。節々に詰めの甘さが目に付くようなロッドに5万はないです。せめて1万5000円くらいですね。ちなみにディアルーナ86MLでも30gのメタルジグを100m飛ばすことは可能です。

 

 

 

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