【ソルティガBJ 61XXHS TG・V】はどのように使うのか?

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プロやまとめサイトが書いた記事ももちろんいいけど、できる限り多くの人の感想を参考にしたいという方にオススメです。

今回は、【ソルティガBJ 61XXHS TG・V】です。

※明らかに使用感と関係ないレビューは省いています。
※レビューは随時更新していきます。

ソルティガBJ 61XXHS TG・Vの基本情報

全長:1.85m

継数:1

仕舞寸法:185cm

標準自重:145g

先径:1.6mm

元径:8.4mm

錘負荷:80-200g

適合ラインPE:1.0-2.0号

カーボン含有率:92%

 

ソルティガBJ 61XXHS TG・Vはどんなロッド?

強靭な粘りで曲げて獲る!スリルゲームコンセプト。

全身メガトップのフルソリッド・パワースピニングモデル。高強度メガトップのソリッドを芯材にクロスを巻き付けたソリッドパワースリム設計のブランクスがTG(THRILL GAME)シリーズの最大の特徴。

驚異的な粘りと魚をいなすパワー、加えてバラさない柔軟性の三拍子揃ったブランクスとなっている。スピニングならではの振り幅の大きいジャークでも、フルソリッドブランクの特徴でジグが暴れすぎることなく動かすことが可能。

また、ブランクスにはネジレやツブレを軽減させる最適構造X45を採用。ブレないジャークを可能にし、フルソリッドならではの粘りとパワーを最大限に生かせるロッドに仕上がった。

ターゲットは10kgオーバー。200g前後までのショートからセミロングジグがメインとなるが抵抗の少ない形状であれば250gクラスでも使用可能。

 

 

 

どのようなシチュエーションで使うの?

皆さんジャカジャカ巻いてる乗合船で初めて使いました。

非常によく曲がる、粘るロッドなので、ジャカジャカ巻くスタイルには合わないこと何となく感じました。

では、このロッド、いわゆるスロージギングには合うものなのでしょうか?

また、どんな使い方があっているのでしょうか?

 

 

ソルティガBJ 61XXHS TG・Vはこう使う!

スロージギングはフォールで誘って食わせる釣りなので、スロージギング専用ロッドとスロージギング用ジグは必要です。

オフショアジギングにはビシバシ!バンバン!と激しくシャクってジグを飛ばして誘うやり方&ジグ(ジャカジャカ巻くスタイル)と、スルスルヌルヌルと巻き続ける中でシャクりを入れて誘うやり方&ジグがあります。

例えると、ジャカジャカ巻くスタイルはお祭りの水風船。パン!パン!パン!と激しく動かしていても、ゴムが一瞬弛みます。

スルスルヌルヌルと巻き続けるスタイルは、ヨーヨー。絶対にヒモが弛みません。

ソルティガBJ 61XXHS TG・Vはフルソリッドで高弾性ではないので、シャクった時のロッドの跳ね返りが遅く、自分勝手にロッドをシャクってもジグを動かせません。

 

ロッドの跳ね返りに合わせたシャクリしかできない、スルスルヌルヌル系スタイル向きのロッドなのです。

「スルスルヌルヌル系スタイルとは何ぞや?」というと、要するにジグを飛ばさないシャクりの釣りです。言い換えたら飛ばして使ってはダメなジグ用のロッドがスリルゲーム=フルソリッドなのです。

飛ばして使ってはダメなジグの代表が真鯛のタイジギングで絶大な実績と信頼を誇っているTGベイト。これはタングステンという高比重な素材の関係から、ビシバシ!バンバン!と激しくシャクってジグを飛ばしても動かないので釣れず、ただただ巻き続けてスルスルヌルヌルと動かし続けることで釣果を得れるジグになります。

 

 

スリルゲーム=フルソリッドは、極端な話しタングステンジグ専用ロッドなのです。

DAIWA Salt Lure Channelの動画でも、ヒットルアーはTGベイトばかりなのは、そのためです。

www.youtube.com

ジャカジャカ巻きスタイルとスルスルヌルヌル系メソッドの一番の違いは、ジグにリアフックを装備できるか否かです。例えばロングジグや鉄ジグ、ステンレスジグにリアフックを装備してジャカジャカ巻きすると、ジグが暴れてリアフックがリーダーに絡まってエビとなります。

しかしパワー2のように柔いロッドで同じジグを操作しても、反発が低いので、リアフックがリーダーに絡まってエビとなることはありません。それがスルスルヌルヌル系メソッドです。

パワー2のロッドでも、激しく強くシャクればエビになるので、静かに長いストロークでシャクリます。これがスリルゲームのようなフルソリッドだと、静かに長いストロークでシャクることなく、普通にシャクってもエビになりません。

まずは周囲の乗船者のシャクリに惑わされず同調しないこと。使用するジグはTGベイト、TGベイトスリム。鉛のロングジグ、鉄ジグ、ステンレスジグを使う場合はフロントフックの他に、テール=リアにもフックを装着して、エビにならないことを確認してください。

 

 

イナダやワラサは群れてますが、ブリは単独で海底付近を泳ぎ、スルスルヌルヌルとした動きのジグに反応しますから、指示棚より上まで探らないで、下の方を丹念に探るようにしてみてください。 スロージギングはフォールで誘って食わせる釣りなので、スロージギング専用ロッドとスロージギング用ジグは必要です。

ロッドをゆっくりスローに動かせば「スロージギング」というわけではないのです。スリルゲーム=フルソリッドなロッドは、スロージギングではありません。

 

 

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