現在話題になっている「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。
学園ものかと思いきや、様々な考察を呼ぶ注目作品になっています。
今回は、そんな水星の魔女が一見関係なさそうな「エヴァンゲリオン」と意外な共通点を数多く持つことがわかりましたので、解説していきます。
そしてそこから考えられる水星の魔女の展開を考察していきます。
ネタバレを含む内容ですので、未視聴の方はご注意ください。
共通点①「職員の虐殺シーンがある」
これは水星の魔女のプロローグでの話でしたね。ガンダムを研究している施設に軍隊が入り込み、職員を虐殺していきました。
これはもちろんエヴァンゲリオンの旧劇場版でのシーンです。
ネルフ職員が次々と戦略自衛隊に殺されていく恐ろしい場面でしたが、まさか現代のガンダム、しかも冒頭でこんな凄惨なシーンが描かれるとは思いもよりませんでした。
しかし、次話から普通に学園物が始まったのでびっくりしましたが。
共通点②「親がうさんくさい」
これはもちろん、スレッタの母親であるプロスぺラの事ですね。
ガンダムの主に敵側に出てくる仮面キャラですね。あっという間に仮面を脱いでしまいましたが。
前述した通り、ガンダムの仮面キャラは大体主人公の敵です。どんな人がいたでしょうか。シャア・アズナブル、フル・フロンタル、カロッゾ・ロナ、ゼクス・マーキス、ラウ・ル・クルーゼ。最終的に主人公の味方になったキャラもいますが、たいていは最後まで敵です。
そしてエヴァとの共通点ですが、それはもちろん碇ゲンドウですね。
主人公である碇シンジの父親であるゲンドウ。子供との対話をほとんど行わず。終始何を考えているのかわからない人物でした。
そしてその目的は妻である碇ユイに会うこと。そのために人類補完計画を遂行していましたね。
現在水星の魔女で主流派の考察はご存じですか?
「エアリアルの中にはエリクトが入っている」というものです。
そしてその母親はプロスぺラ。
なんだかその目的はつながっている感じがしますね。
共通点③「機体が自分の意志で動かせる」
エヴァンゲリオンにはシンクロ率というものがあり、シンクロ率が高いほど機体を正確に動かすことができます。その代わりダメージも反映されてしまいます。
水星の魔女にはGUNDフォーマットというものがあり、これを搭載した機体をGUND-ARM(ガンドアーム)通称「ガンダム」と呼ばれています。
さて、TV版のエヴァンゲリオンでは、20話でシンジ君はLCLに取り込まれてしまいました。初号機とのシンクロ率が400%を超えてしまったためです。
実際これと同じような出来事は水星の魔女でも起きそうな気がします。
強敵と対峙したエアリアルとよりつながっていくスレッタ。最後に出てくるのはスレッタでしょうか。それともエリクトでしょうか。
まとめ
まだ話が少なくて、妄想の域は出ませんが、私自身プロローグを見た時まず思ったのは「エヴァみたいだな」というものでした。
そして現在8話まで出ていますが、正直ガンダム感はあんまり感じておらず、どちらかというとエヴァに近い雰囲気を感じます。
どんどんきな臭い内容になっていく「水星の魔女」。ここまで考察されまくるガンダムも珍しいですが、ただの学園ものではないようで、非常に今後の展開が楽しみですね。