【ネタバレ注意】ドラマ 「オビ=ワン・ケノービ」4話 感想、レビュー④~このドラマおもしろいですか?~

2022年5月27日からディズニープラスで配信されたドラマ「オビ=ワン・ケノービ」。

スター・ウォーズの最新ドラマとして、エピソード3~4までの間、ジェダイマスターオビ=ワン・ケノービの歴史が描かれます。

今回は、6/8に配信された、第4話の感想・レビューを書いていきます。

盛大にネタバレ、また批判含めて書きますので、ご注意ください。

第4話の率直な感想

「3話までと比較すると良くなっているけれど、ツッコミどころ満載。」

という感じでしょうか。

オビワンも徐々にかつての姿を取り戻している感じが見え、ライトセイバー戦も様になっているように見えます。

また、あまり描かれることの少ない、帝国基地の内部の描写も良かったですね。

しかし、相変わらず全く出てこないエイリアン。

そして、このドラマは追いかけっこや探索系の描写がやっぱり面白く感じず、ツッコミ所が以上に多いと感じるところが残念です。

 

流れに沿って感想を書きなぐる

初っ端からタンクに放り込まれるオビワン。

ダースベイダーも同じようにタンクに入っていることから、対比の描写になっていることがわかります。

どうやらオビワンは、ダースベイダーとフォースでのつながりがある様子。それは理解できます。オビワンとアナキンは長い間師弟関係でしたので、強い絆があるのでしょう。

しかし、このつながりをあんまり直接的に描かれるのは好きではありません。

なぜか、Ep7~9を思い出すからです。

劇場で、レイとカイロレンのフォースチャットを見せられ、「なんだこれ?」と思いながら観ていた煮貝記憶がよみがえるからです。(笑)

とはいえ、パスの拠点で突如現れた新キャラとレイアを助けに行くことになるオビワン。途中。小さい物体ですらほとんど動かすことのできないオビワンのフォースが弱まったままであることがわかります。

そしてレイアの尋問シーン。本当にこの子役さんは素晴らしいですね。

Ep4以降を知っている身としては、レイアが帝国軍に自白するわけがないと感じていますが、この時まだレイアは幼い。もしかしたら、恐怖に負けて自白してしまうかもしれない!

が、言わない!素晴らしい!

本当にレイアに見えます。この子のお掛けでまだ気持ちが持っています!

 

カーラの潜入シーンは良かったですね。ハラハラする展開ですし、上巻であることを利用して潜入する描写も良かった。帝国の内部をわかっているスパイだからこそできる芸当です。そしてEp1以降オビワンの潜水シーンも見られます。

このあたりからツッコミが増えてきます。

まず基地内部に潜入したオビワン。全く濡れていない服は置いておくとして、せっかく倒したトルーパーの服を奪うこともせず、堂々と潜入しています。

いくら見張りがドロイドだけとはいえ、さすがに緊張感が感じられない。

カーラも敵のど真ん中でオビワンをサポート中。あれ、将校という設定では?

オペレーターのような感覚で座っていますが、あの部屋の中では序列が下の方なのでしょうか?

相変わらずガバガバな帝国セキュリティ。そして相変わらず余計なことをするマイク。

異変があっても細部まで捜索するという概念がないトルーパー。

こういう救出ミッションの描写は緊張感が命だと思うのは私だけでしょうか?

拷問を受けそうになるレイア。時間がないのにオビワンは、「墓場だ...」とつぶやいて収納された遺体を見ています。おそらくジェダイだと思われる方々が多くいましたが、そこまでスピンオフを観ているわけではないため、全くわからず、最後の男の子だけ、かわいそうでしたね。

何とかレイアを救出するオビワン。ライトセイバーは暗闇が良く似合う。

ただし、部屋から普通に出る2人。またツッコミ所です。そのままの格好で外でる??

見つかったら一撃アウトな状況に失笑です。

ですがここからオビワンのちょい復活シーン。なぜか全く当たらないブラスターは置いておくとして、オビワンは、徐々に昔を思い出すような立ち回りを見せてくれます。そして、、、

ライトセイバー回した~!!

やっと見れましたね。これが見たかったのよ。

この後水を抑え込むくだりがありましたが、フォールンオーダーでも似たような場面がありましtね。その時水を抑えていたのはダースベイダーでしたが。

 

そしてついに4話最大のツッコミシーンが出てきます。

でかポンチョでレイアを隠して逃げるオビワン。いくら非常時で混乱している場面とはいえ、さすがに、、、これは。。。

 

 

普通こういう脱出場面では、カートに入れたり、ドロイドにいれたりとかすると思いますが、まさか違和感MX状態で堂々と逃げるとは。

他の尋問官ふくめ、あれだけトルーパーもいるのに誰も気が付かない(笑)

最後にスピーダーが助けに来ますが、あの大きさに大人2人、子供1人追加で入るんですね!

ラストにベイダーが出てきますが、やはりBGMは無し。何となく小物関すら感じさせる言動に、「作戦」だというサードシスター。

「発信器を仕掛けた」

いつ!!??

そして仕掛けられたことを示す。レイアのドロイド。えぇ~。。。あの一瞬で、オビワンに逃げられることを想定してドロイドに発信器を仕込んでいたのでしょうか?

何はともあれ、より絆を深めていくレイアとオビワンなのでした。

 

ツッコミ所について

スターウォーズという作品は、どれもツッコミ所は結構ある作品だと思います。

「それはむりだろ~」とか

「いやいや、さすがにないな」など

ちょっと無理のある場面というのは結構出てくる印象です。それらに対して、熱心なファンたちが設定を考えていき、いつしか公式設定になっていく。

ただ、それらの描写は、そこまで行き過ぎたものではなく、半笑いで見れるようなものであると思います。

しかし、今作の場面はそれを超えて、見ているこちらの気持ちが冷めてしまうような描写が目につきます。

1話、2話の追いかけっこシーンや、今回のポンチョ逃走シーンなど、度を超えた演出は作品に入りこめないので、できれば、残り2話ではないことを祈ります。

ともあれ、徐々に感を取り戻しつつあるオビワン。なぜ急激にあそこまでできるようになったのはわかりませんが、終盤にもう一度来るであろうライトセイバー戦は、かつての動きや、ソレスの構えを見せてくれるに違いありません。