2022年5月27日からディズニープラスで配信されたドラマ「オビ=ワン・ケノービ」。
スター・ウォーズの最新ドラマとして、エピソード3~4までの間、ジェダイマスターオビ=ワン・ケノービの歴史が描かれます。
今回は、6/1に配信された、第3話の感想・レビューを書いていきます。
盛大にネタバレ、また批判含めて書きますので、ご注意ください。
率直な感想
まず言わせてください。
最っ悪!
なんかもう全部だめな感じがしています。
ダースベイダー出しとけばいい感じ出てないですか?
あの鈍重なライトセイバー戦はなに??
はぁ~~。。。
流れに沿って感想を書きなぐる
初っ端からベイダーのスーツ装着シーンから。
なぜテーマ曲が流れない!!
さすがにここは必要だろう!
Ep3の装着シーンとかぶせてくれればそれでいいのに、なぞのBGMが全く緊迫感を生み出してくれない。
過去の台詞はいいから、BGMをくれ、BGMを!
そもそもダースベイダーは、もっと引っ張って終盤に出てくるかと思いきや普通に喋ってるし、まあベイダーは喋るだけで絵になるからいいけど、もう出しちゃうんだって感じが否めません。
出そうで出ない、やっと終盤に絶望感たっぷりの登場を期待していただけに。。。
そして舞台は鉱山の星「マプーゾ」へ。
またこの景色か。。。つまらない。
普通の山じゃないか。もっと想像力を掻き立てるような惑星の描写を見せてほしいものです。このままでは、「砂漠⇒スラム街⇒山」と全然舞台に華がないです。
ここからの流れは何とも言えず、つまらない。
ちょっと遠目で見えにくいヘイデン。
やっと出てきた喋るエイリアン。
オビワンの子供のころの話はたぶん初めて出てきたので新鮮でしたけど、この後普通に「レイア」と言ってしまう。
えぇ~~。。
この場面でそれしちゃう?という感じ。
まさかの味方女性士官に驚きはあるものの、星を封鎖することだけは異常に早い帝国軍。内部のスパイには気が付かないあたり、きちんとこれからのシリーズの鉄板を含んでいます。
そして何やらレジスタンスのはしりになっていそうな組織がある様子。ここから反逆者たちや、Ep4につながっていくのでしょうね。
ダースベイダーについて
そしてついに地に足をつけるダースベイダー。
なぜかここでも全く流れないテーマ曲。
住民を手にかけていくベイダー。なぜ?小物感が出てしまうからやめてほしい。
ニアミスしつつも鉱山の作業場的なとことに逃げ込むオビワン。
ついにライトセイバーを起動するベイダー。ここはカッコいい。
そしてライトセイバーを構えるオビワン。が、起動しない。はぁ??
逃げるオビワン。静かにライトセイバーをしまうベイダーがなんかシュール。オビワンは、まさかチノ=リを探しているのか?
しかし、暗闇でベイダーに話しかけられて唐突にライトセイバーを起動するオビワン。はぁ?なんで今?明かりで居場所がバレるだろ!
しかし、ついに対峙してライトセイバーを起動する両者。頼むオビワン、1回でいいからライトセイバーをクルりと回してくれ!クセだろ!
10年も使用していなかったためか、得意のソレスの構えも取らない。ベイダーの一方的な攻めばかりの展開。
ちょっと待ってくれ、Ep4並みにゆっくりとしたライトセイバー戦じゃないか。
片手のベイダーは本気出していないことはわかるけれども、ちょっとゆっくりすぎやしないか?「ローグワン」でブンブン振り回してたじゃないか!
こっちが見たいのはプリクエル並みのライトセイバー戦なのよ!
ダースベイダーの「衰えたな」というセリフや、煙掛けられるシーンなどはEp4やEp5をオマージュしているようでしたが、なぜ未来の話をオマージュするのか、するならEp1~3のシーンにしてほしい。
この間、サードシスターは、またしも異常なまでの察しの良さを発揮し、隠れ家を見つけ出してしまいます。ちょっとご都合主義が過ぎませんかね?
ただ、隠れ家に刻まれたマーク的な何かに動揺しているようでした。ジェダイも使用したことがあると言っていた場所なので、彼女の過去に何か関係があるのかもしれません。
そしてついにフォースで捕まってしまうオビワン。できるなら最初からせんかい!
ダースベイダーはかつて自分が受けた苦しみをオビワンにも味わせるために、火の中でカイジばりの焼き土下座をさせるのでした。
なぜ服が燃えないんだ。。。
どこから来たのかわからないトルーパーたち。
「何も見えない」
「火が邪魔で」
こいつらは馬鹿なのか?
ベイダーフォース使えよ!10秒前に火消してたじゃないか!
なんでブラスターが当たらないんだ!前見えてないのか!
そしてオビワン!あれだけ火の中にいたのに肩がちょっと燃えただけじゃないか!
服は無傷!
場面が変わってサードシスター。何をどうやったらあそこから先回りできるのか?なぜ出口がわかる?もう残りの話でも異常な勘を期待します。
勘弁してくれ
おもんなさすぎて吐きそうです。
せっかくベイダーが出てきた。やっとオビワンがライトセイバーを起動した。
なのになんでこんなに面白くないのでしょう?
「ローグワン」ではダースベイダーがライトセイバーを使ったのはわずか1分ほど。しかし、その1分でもダースベイダーという存在がいかに恐く、強大なものであるのかを印象付けてくれました。
ですが今回はどうでしょう?あんな広々とした砂地でベイダーが敵を取り逃がす?
さすがにありえない。むしろオビワンが捕まったほうがまだよかった。
あとやはり、BGMが全然ダメ。全く高揚しません。
マンダロリアンがいかに素晴らしいか教えてくれます。
これはどう考えても監督が悪い!!
巷では、リーヴァ役の女優さんに黒人差別を含めた誹謗中傷が相次いているようですが、お角違いも甚だしい。そもそも人種差別などする人間はダメだと思いますが、作品の不満を新キャラにかぶせるのはどう考えてもおかしいです。監督を叩くのならともかく、役者の尊厳を傷つけるようなことをいう人間はファンではありません。
ともかく、もう折り返し地点まで来てしまいました。
残り3話でどうなるのか?
たのむ、手のひらを返すような展開を見せてくれ!
ここまでのダメ展開はすべて伏線、ラストは「運命の戦い」をバックに10分間ノーカットのライトセイバー戦を見せてくれたら、喜んで手を返します。