【ネタバレ注意】ファンタスティック・ビースト~ダンブルドアの秘密~解説・考察(時代設定編)

2022年4月8日

ファンタスティック・ビースト~ダンブルドアの秘密~が公開されました。ハリーポッターシリーズの過去を描くファンタビシリーズの第3作。早速見てきましたので、感想・レビューを書いていきたいと思います。

今回は、ファンタビ3はいつの年代の話なのか?作中に明記されていない謎を考察していきたいと思います。

盛大にネタバレを含みますので、未視聴の方はお気をつけください。

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「1」と「2」の年代は?

そもそもですが、ファンタビはハリーポッターの世界から約70年前のお話です。

ハリーポッター本編が、1990年代の時代設定であるため、1920年代の出来事であることがわかります。

実際に「1」では1926年、「2」では1927年と冒頭にテロップで明示されていました。意外なことにその二作は近い出来事だったんですね。

 

「3」の年代設定は?

明確に年代が示されていた「1」と「2」と比べると、「3」では「19○○年」などのテロップが一切出ていなかったため、こちらでその年代を推察するほかありません。

ここで年代推察のヒントとなることを上げていきましょう。

  • ティナの昇進
  • マグルの世界情勢

一つ目はティナの昇進です。ティナは「3」にてマクーザの闇祓い局長になっていると説明がありました。優秀な魔法使いであるティナですが、「1」では一度左遷された身。それが帳消しになったとしても、そうそうトップに行けるものではありません。おそらく「2」から見ても数年は経っているいることが推察されます。

二つ目はマグルの世界情勢です。劇中では特に記載されていませんが、パンフレットにはそのヒントがあります。それは「世界恐慌」です。

冒頭でジェイコブのお店が廃れていましたよね。劇中では、クイニーを失ったショックで仕事に身が入っていないような感じでしたが、理由はそれだけではありません。パンフレットには、世界恐慌による不況のあおりも受けていると記載があるのです。

では「世界恐慌」とはいつの話なのでしょうか?「世界恐慌」は、1929年9月4日頃から始まったアメリカの株価の大暴落を発端とした世界的な大不況の事です。経済が回復したのは1930年代の半ばからで、多くの国がダメージを受け、失業者があふれたのです。

以上から推察するに、ファンタビ3の時代設定は1930年代の前半であることが推察されます。

 

ファンタビはいつまでやるのか?

ではファンタビ自体はどの年代まで絵が描かれるのでしょうか。これも推察でしかありませんが、1945年が区切りとなる可能性は大いにあります。

これは、1945年にダンブルドアとグリンデルバルドの決闘が行われるためです。物語はグリンデルバルドとの対決が話の中心となっています。今作で血の誓いも破れ、ダンブルドアとグリンデルバルドも直接対決できる状態になったため、今後は最終決戦に向けて話が進んでいくでしょう。