本記事は十二国記新刊「白銀の墟 玄の月 」考察です。
ネタバレを多々含みますので、まだお読みでない方はお引き返しください。
十二国記新刊にて不気味な存在感を放ち続けている鳩。
その考察の続きをしていきたいと思います。
前回の記事をお読みでない方は、そちらも読んでいただけると嬉しいです。
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鳩の意外な出どころ
現在白圭宮では鳩の鳴き声が数回聞かれています。
鳩は四六時中鳴いており、聞く人がうんざりするレベル。そしてずっと聞いているうちに、魂を抜かれた亡者のようになってしまう可能すらあるのです。
かつて作中でこのような得体のしれない鳥が出てきたことがあったでしょうか。
実は一度あるのです。
「月の影 影の海」上巻にて塙麟の肩にとまっていた鳥です。
月の影 影の海(上巻) 十二国記 (新潮文庫) [ 小野不由美 ] 価格:572円 |
この鳥は塙王の言葉をしゃべる、いわば鳥型の携帯のような役割を果たしていました。しかもそれだけではなく、口から日本刀まで出せる異様な存在でした。原作では出ませんでしたが、アニメでは峨城という名前まで出ていました。
この鳥は何だったのでしょうか?
名前があるということは塙麟の使令、もしくは巧の宝重である可能性もあります。
塙王の度重なる暴挙により塙麟は失道の病に伏せ死亡、塙王も崩御しています。
麒麟と使令の契約を覚えているでしょうか?麒麟は妖魔を自分の臣下として従え、使役するが、死後に自分の死体を食べさせるという契約をする。(麒麟の肉体は霊力の塊であり、妖魔にとって甚大な力を与えるため)
もしこの鳥が使令であるとすれば、契約に則り、塙麟の死体を食べて力をつけていることが想像されます。先の考察でもあった通り、野良妖魔となったこの鳥がさらに力と知性をつけて戴に来てしまっていたら?天の摂理から外れている戴では、いわば何でもあり状態です。阿選の思惑とは別の状況が起こっているとすれば、鳩の正体の一つとなる可能性もあるかもしれません。
今回は少し現実味が薄いところの考察をしてみました。
(見た目は完全にオウムですからね。。。)
このように少しぶっ飛んだことを考えると、案外別のところの理にかなった考察も浮かんでくることがあります(笑)
鳩の正体はいったい何なのか。
11/9が待ち遠しいですね。
余談ですが、現在の白圭宮の様子、、、
指示系統は無茶苦茶、上からやれと仕事は来るが、誰が何のためにやっているのかもわからず、誰に聞いても答えは返ってこない。質問してもされても答えられない。しかしなぜか一応仮朝は回っている。
何か思いつかないでしょうか?
こんな会社ありませんか?(笑)
「ばらばら」ではありませんか?
あなたの会社に鳩はいませんか?(笑)
ハッとしたのは私だけではないはずです。。。
<追記>
鳩についての新たな考察です。よろしければ
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